大人には子供の頃の夢を、子供には大人になる夢を。

そんなコンセプトを掲げるスイーツ店として噂になっている『パティスリー・デ・レーヴ』

 

いったいどのようにコンセプトを実現させているのでしょうか??

 

今回はパリの人気店『パティスリー・デ・レーヴ』のお店づくりにおける成功事例をご紹介します!

 

 

ディスプレイ ~設計のヒントはメリーゴーランド!?~

 

お店の中央にある円形のショーケース

商品にガラスのベルがかぶせられています。

 

どうやって注文するの!?と少しドキドキしますが、

ディスプレーを見て商品を選んだら、

奥の貯蔵庫から出したものをパッケージしてくれるよう。

 

 

お店の設計とデコレーションを担当したのは、元オーナーのティリー・テシエさん。

アーティストのフランス・ゲリエさんにも企画を手伝ってもらったそう。

 

斬新なアイデアのディスプレーは、あらゆる分野で注目を浴びます。

多くのメディアに取り上げられ、お店を訪れる人から驚きと称賛を浴びました。

 

店内設計のヒントにしたのは

映画「チャーリーとチョコレート工場」や、木製のメリー・ゴーランド

パリのクリスマスデパートのウィンドウ

などなど、、

 

 

なるほど、

いろんなものからヒントを得ることが大事なんですね!

 

 

 

お店のコンセプト ~大人にも子供にも夢を与えるスイーツ店~

 

―大人には子供の頃の夢を、子供には大人になる夢を与える、

わくわくするような新しいスイーツを―

 

元オーナーのティリーさんのお店づくりの夢であり、お店のコンセプトでもあります。

 

 

「このお店では、各々のケーキがひとつの物語を描きます。

『パティスリー・デ・レーヴ』に来るということは、

特別な空間に入り、魔法のような一時を過ごすということです。」

 

 

むかし食べたあの懐かしい味に、

新しいアイデアを加えた『パティスリー・デ・レーヴ』のお菓子の誕生は

「新古典主義」の幕開けと言われています。

 

 

 

目玉商品 ~お花の形の「パリ・ブレスト」~

 

 

―子供の頃の思い出を引き出すような、誰もが好きなお菓子を提供する―

 

その夢を実現したのが「パリ・ブレスト」というケーキです。

 

 

元メインシェフ、フィリップ・コンティチニさんのつくる

『ラ・パティスリー・デ・レーヴ』のパリ・ブレストは、当初からすごい人気を得ました。

 

 

 

■パリ・ブレストとは…?

パリ・ブレストは、古くから伝わるフランス・ケーキのひとつです。

起源については所説ありますが、

1981年に、パリとブレスト間を競う過酷な自転車レースが

開催されたのを記念して作られたとも言われています。

元々のデザインは自転車の車輪をモチーフにした円形で、

シュー生地の中にヘーゼルナッツ味のクリームを入れたもの。

 

 

 

 

そんな「パリ・ブレスト」のイメージをガラッと変えたのが

『ラ・パティスリー・デ・レーヴ』のパリ・ブレストでした。

 

車輪をイメージして作られたものをお花の形にアレンジしています。

 

低脂肪の生クリームを使っているため、ふわふわの軽やかな舌触り

切り分けると、中から柔らかいプラリネクリームが出てきます。

 

「パリ一番のパリ・ブレスト」とフィガロ紙で評価された銘菓です。

 

 

 

他にも、『ラ・パティスリー・デ・レーヴ』で人気の商品といえばタルト・オランジュ

鮮やかなオレンジ色が印象的です。

 

ヘーゼルナッツ、タルト生地の上に重なる

オレンジ・グラサージュオレンジクリームコンフィ…。

食べてみると、爽やかな柑橘の風味が口中に広がり、

程よい酸味と甘さのバランスが絶妙です!

サクッとしたタルトの触感も何とも言えません。

 

 

 

 

お店の歴史 ~アイデアの源はオーナーの多様な経歴~

 

元オーナーのティリーさんは、劇団イベント会社を経て、

なんと現在はポルトガルやモロッコでホテルを経営する経歴の持ち主!

 

お店づくりに見られるいろんなアイディアも、

こういった豊富な経験が源なのかもしれませんね…!

 

 

一方のフィリップさんはお菓子の世界を熟知した物作りの達人

このお二人の出会いが『ラ・パティスリー・デ・レーヴ』の始まりです。

 

二人の夢の結集が開花したのが、2009年バック通りにオープンした

『ラ・パティスリー・デ・レーヴ』です。

 

 

「パック通りは道幅も狭く古いお店が続く通りでした。

そこに夢のあるお店をオープンするわけですから、

明るくそれでいて人々の目を引く外観にしようと心がけました。」

 

 

ロマンティックなカラーを使いウィンドウにイラストを用いたのは

この周辺で初めての試みだったことでしょう。

 

季節やイベントごとに、ウィンドウのイラストも変えているんだって!

 

 

 

 

こだわりのパッケージ ~美味しく味わってもらうために~

 

『ラ・パティスリー・デ・レーヴ』のパッケージは

お店のイメージカラーである白とピンクの2色を使っています。

 

持ち帰り用の紙サックは同じピンク系でも薄い色を使用。

パッケージングはティリーさんの担当です。

 

 

「パッケージというのは

美味しいケーキを味わうのに非常に大切な要素。

いろんな視点から工夫を重ねました。」

 

 

お菓子の種類によってパッケージの形を変えているそう。

ピラミッド型パッケージは、中のお菓子が崩れないよう配慮したのだとか。

 

 

 

お客さんの傾向 ~話題になるのも常連客に愛されてこそ~

 

 

「お店のオープン当初から来てくれていたお客さん

今も常連となって立ち寄ってくれます。」

 

 

そういった常連のお客さんが、

お誕生パーティの特別ケーキクリスマスのケーキ

結婚式用のデコレーション・ケーキなど、

継続的に購入してお店を可愛がってくれるのだとか。

 

そうしているうちに

パリの有名スイーツ店として認知してもらえるようになり、

今では観光客もどんどん増えているそう。

 

 

『ラ・パティスリー・デ・レーヴ』がこの地でお店を開き、

その後この周辺に多くのスイーツ店が次々とオープンしました。

 

 

パリのスイーツ好きがたくさん集まる場所になり、

相乗効果でお客さんが絶える事がありません。

 

 

 

お店づくり ~2017年に組織形態を一新!?~

 

フランスの有名店として成長を遂げてきた『ラ・パティスリー・デ・レーヴ』

およそ8年の時を経て、2017年に組織形態が一新されました。

メインのシェフ・パティシエはヴァンサン・ルマンさんという方が担当することに。

 

 

そして新たなオーナーも誕生。名前はダニエル・メルシエさんです。

 

新オーナーのダニエルさんは

元々パティシエ、ショコラティエとして活躍された方で、

特にショコラティエとしてはこの業界の有名人

高級デパート「ボン・マルシェ」などでも彼のショコラが販売されていました。

 

 

ダニエルさんは『ラ・パティスリー・デ・レーヴ』全グループのオーナーとなり、

日本始め各フランチャイズも統括しています。

 

お店のコンセプトは今迄の路線を継続するそうですが、

ダニエルさんの得意分野であるショコラ部門を更に充実させる方針との事です。

 

 

オープン当初からおよそ8年間、

『ラ・パティスリー・デ・レーヴ』をコンビで経営してきたお2人はというと…?

 

元オーナーのティリーさんはマーケティング担当として残り、

新オーナーのダニエルさんを補佐していくそう。

フィリップさんはゲスト・スターという存在で仕事を続けるようです。

 

 

 

まとめ

 

『ラ・パティスリー・デ・レーヴ』が有名店へと成長を遂げた秘密、

そのキーワードは「チャレンジ精神」ではないでしょうか。

 

 

たとえば元オーナーであるティリーさんの経歴

劇団やイベント会社、ホテル経営と、積極的に新しいことにチャレンジされています。

 

どうやらそういった貪欲さが、変わったディスプレイなど

お店作りのアイディアを次々と生み出しているよう。

 

 

現状に甘んじず、お店の組織形態を一新した勇気

大きな「チャレンジ」のひとつではないでしょうか?

 

 

力強いメンバーが加わった『ラ・パティスリー・デ・レーヴ』

今後もどんな成長を遂げていくのか目が離せませんね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かしやすめでは、記事やSNSで伝えきれない

お菓子屋さんへのお役立ち情報をメルマガで配信しています。

 

登録は無料です。ご自由にご登録ください!

 

 

かしやすめメルマガ登録はこちら